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まごめアーカイブ・プロジェクト
馬込の地域情報 別館=SSPC四季のフォトグラフ


区道の街路樹「ユリノキの花」

●このページの写真はクリックしても大きくなりません。

 「ユリノキの花」は、今年(2007年)も咲いています。

   5月23日現在「6個」目視で確認しました。
  特に「梅田小学校入り口」表示のある信号機周りでよく見られます。

   5月27日現在さらに「2個」確認。今年はやはり開花が早かったようで、
  一部は花がなくなり、花芯?部分だけになっています。
  >>花びらがないのでよけいに見つけにくくなりました。

▼ここ以下は昨年(2006年)の情報です。
2006年 6月10日時点で、花は見られなくなりました。

2006年10月15日に 「実」を確認 しました。
−−−−▼ 一番下です。 ▼−−−−

「第一弾」というわけではありませんが、ちょっと見慣れない花のお話です。

発端は地域情報紙 わがまちまごめ の第58号(2005年12月1日号)のA面の記事
で、馬込中学校と梅田小学校を最短で結ぶ区道の並木についての一文です。
下の「PDF」釦をクリックしてください。


    紙面は >> こちら  記事をピンク色で着色してあります。


ユリノキはこの区道のほか、西馬込1丁目の「馬込ゆりのき公園」に2本あり
ます。1本は大きく育ち区道より高くそびえていますが、花は少ないようです。
もう1本は若く、近所の方が落ちていた花?らしきものを確認されたとのこと
ですが、間違いなくユリノキの花かどうか定かではないとのことでした。

今のところ馬込地区内でユリノキを確認したのは、以上の2箇所です。
その後、2007年10月13日に「中馬込1丁目児童公園」に1本確認しました。


この区道は、夏にはセミの声が聞こえ、秋になると大きな枯葉が歩道にまで散乱します。
しかし、春先に葉を広げ始め、夏の暑い日ざしをさえぎってくれます。
その木に今頃の季節花が咲きますが、この下を通っている人は誰一人気づきません。
それもそのはず、この種類の木は、上にしか花がつかない性質があるからです。

区道MAP

   ★下の地図中左向きの黄色い三角の場所から第二京浜に向かって撮りました。


 ●オレンジ色のチューリップマークが「ユリノキ(tulip tree)」です。
  第二京浜 [馬込中学校前] から桜並木に向かい、道路の両側に合計52本が植えられてい
  いすが、ほぼ3/5程の木に花が見られます。
  ただし、写真の解説にもあるとおり、なかなか見つけられません。

 ●区のまちなみ整備課へ問い合わせたところ、植樹はおよそ25〜30年前頃だそうですが、
  記録をつけていないため正確にはわからないとのことです。

 ●こんなに近くに住んでいて、私も含め両親も知りませんでした。
  もちろん、近所の方でご存知の方はほんの少しでした。



木によっては複数の花をつけています。
この写真は、ご近所のご好意で「花より高い位置。」から撮影しています。


この写真は道路の反対側から斜め上に向かって撮影しました。
超望遠レンズ(600mm)です。望遠鏡換算で約12倍ということになります…。
手持ちではゼッタイ無理なので、三脚は必須です。


よ〜〜く見ないと分かりません。
上の写真の通り、大きな葉の上に花がつきます。真下から見ても葉の裏しか見えません。
  >>ご覧になる場合は道路の反対側から、車によく注意しながら見てください。
   ●双眼鏡があればBESTです。
▲ ▲ ここまで「2006年5月24日撮影」 ▲ ▲


▼ ▼ 2006年5月25日撮影 ▼ ▼

これが本当らしい…?
ここの街路樹では珍しく10輪以上の花がついていましたが、公園などではもっと花をつけ
るところがあると聞きました。来年はゼッタイ見に行くぞ!
●写真の木は「梅田小入口」の信号機わきです。



▼ ▼ 2006年5月31日撮影 ▼ ▼

何本かの木では、手を伸ばせば届きそうな高さに咲いていることも…
とは言っても2.5〜3mほどはあります。




ユリノキデータ

 和名は「ユリノキ(百合木)」
  英語名は「チューリップツリー(Tulip tree)」と言います。

 原産地は北アメリカで、モクレン科ユリノキ属の落葉高木です。
  葉は大きく、逆にしたシルエットが半纏(はんてん)に似ているこ
  とから、別名を「ハンテンボク(半纏木)」とも言うそうです。
  その他の別名で「ヤッコダコノキ」「グンバイノキ」とも。

 最近では街路樹や公園樹としてよく植えられるようになったとの
  ことですが、明治の初めころ日本に入ってきたそうです。当時チ
  ューリップがほとんど知られていなかったため、ユリノキという
  名前がついたそうです。

 木(樹)の高さは、20〜30m(肥沃な地域では50〜60m)にも達するそ
  うです。この区道のユリノキはどのくらい育つのでしょう?

 新第三期(2600〜200万年前)の地層から葉の化石がよく見つかる
  そうで、生きている化石ともいわれているそうです。

 10〜11月頃木褐色の実をつけるそうです。
  見つけたらまた写真をアップします。


 「ユリノキ」の詳しい説明があるサイトを2つご紹介します。
   [ 上記説明の一部を引用し再編集させていただきました。]
  いずれも公共性の高いサイトです。

  1)Wikipedia=インターネット上にある参加自由の百科事典。
   ユリノキ


  2)独立行政法人 情報処理推進機構 [略称/IPA]
   のサイト内にある「教育用画像素材集」のページ

   トップページ <<-ブックマークはここにしてほしいそうです。

   ユリノキの解説ページ <<-直接ジャンプします。



 ●このほか「ユリノキ」での検索で、多数のサイトがヒットします。
ここをクリックするとGoogleのページが開きます



お知らせ
●このページをA4サイズにまとめ、PDF化してあります。
 学校で教材にお使いになる場合はどうか自由にお使いください。
 ただし、以下の学校に限らせていただきます。
 ・梅田小学校 ・馬込小学校 ・馬込第二小学校 ・馬込第三小学校
 ・馬込中学校 ・馬込東中学校 ・貝塚中学校 << 以上

▼PDFはここです▼



この写真に関するお問い合わせは、電子メールでお願いいたします。




 ●本ページで取り上げた「ユリノキ」の話をしたところ、「プラタナス」と勘違いさ
  れている方が多かったので、写真を撮ってきました

  木の高さや葉の形は別々に見ると似ていますが、並べて比べると全く違います。
  最も違うのは樹皮で、ユリノキは凸凹していますが、プラタナスはツルッとした白
  っぽく2色の迷彩柄のように見えます。
   [左側の上下がプラタナスで、右側はユリノキです。]

▼全 体


▼樹皮のちがい


 プラタナスの撮影:2006.6.4 場所:東京都道318号線(=「環状七号線」の本名です。)
 ユリノキは上段が区道、下段は馬込ゆりの木公園のものです。



2006年10月15日に見つけました。




まだ緑色をしているものがほとんどですが、これから褐色になるのでしょうか??


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